会社で働いていると社員同士で仕事以外の話をする場面もあります。その際、みんなの会話を止めてしまう人はいないでしょうか。
例えば「俺は興味無いんだよね」とか「実は昔…」や「本当は…」とか「あっ思い出した、なんか聞いたことなるな」など、会話にならない会社員。会話中に全く関係ない話を始めてしまう困った人です。
言葉のキャッチボールができない「自分は特別な人間で、世間とは違う考えを持っている」と思ってる【井の中の蛙】…。
同じ職場にこの感じの人がいるなら、どのように接するべきか、お悩みの方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、職場で誰もがメンドクサイと感じる困った社員の特徴と、どう接するべきか考えていきます。
自分は特別な人間「井の中の蛙」困った社員の特徴
「井の中の蛙」な困った社員の特徴をいくつか挙げてみましょう。
興味ないんだよね~
例えば、プロ野球やJリーグ、それにW杯やオリンピックなどの大きな試合があった次の日、会社でその試合の話題になることが多いですよね?
そんなとき、困った社員は前触れもなく「興味無いんだよね~」と会話に入り込んできます。
会話をしている人たちは、その話題が好きで話しているのに、まったく関係ない困った社員はわざわざ会話に入り込み興味ない自慢をするのです。日本中いや世界中が注目してたであろうイベントに興味が無い自分は特別だと言わんばかりに…。
興味が無いなら会話に入る必要がありません。興味がある同士で会話しているのに興味が無いって急に会話に入られるのは馬鹿にされた気分になるものです。そして、そこで会話は終わってしまいます…。
TVやネットなどにいちいち文句を言う…人前で…
朝のオフィスではTVやネットでニュースを観ている社員が多くいます。
例えばTVに、ダンスグループやアイドルグループが出ると「全員の顔と名前一致しない、全然興味無いんだよなぁ〜」といきなり発言する困った社員はいませんか?
日本全国で人気のグループを知らない自分は特別だと言わんばかりに…。そもそも熱狂的なファンではない限り、誰も顔と名前を一致させられる人はいません。
誰もその話をしてもいないのに、あたかもTVを観ている人がそのグループのファンだと決めつけてです。
こういった困った社員は単純で、TVで人気があるように紹介されている話題の芸能人は、全国的に皆がファンだと考えています。そのため、自分はファンじゃない特別な人間と皆に伝えたいのです…。
不思議なことに、こういった発言をされた側は嫌な気持ちになりませんか?なんだか馬鹿にされた気分になります。
俺なら○○する
正直、会社員は自宅でTVを観る時間が無い社員も大勢います。急に「○○って芸人微妙だよなぁ~」と言われても、聞いたことないがない名前もあるでしょう。
しかし困った社員人は、不思議なことに自分が観たテレビ番組は、他の社員も観ていると思っているのです…。
「いやぁ~知らないなぁ」と答えようものなら「えっ!知らないの?メッチャ出てるよ!」と嘘つき呼ばわりされます…。
まあここまではいいのですが、困った社員はその芸能人などの新しくテレビで話題になった人を「俺ならもっと○○する」とか「売りだし方が違うな」や「こいつでできるなら、俺芸人になればよかった」など、恥ずかしいことを平然と言ってのけるです…。
これは職場全体の人が、なんだか照れくさくなり鳥肌が立ってしまうレベルの発言です…。
昔〇〇だったからな
これに悩まされた方がもっとも多いのではないでしょか。「昔ワルだった」系の話です。
コレ系の話をする困った社員は、全然関係ないタイミングで突然話し出してしまいます…。仕事中、雑談中、飲み会中など、場所を選ばずにやってしまうのです…。
最悪なのが、関連会社の人にまで言ってしまうことではないでしょうか?言われた他の会社の人は、「なんで連れてきたの!?」という顔で同行の普通の社員に目をやります…。なんとも恥ずかしい瞬間です。
また、コレ系は同じ話を何度もしてくるという特徴があります。そして、聞く度にグレードアップすることがほとんどです。
話し始めると、1人また1人と会話の輪から離れていきます。最後に残された人の作り笑いをする表情の引きつり方が、その話のつまらなさを物語るのです…。
コレ系の困った社員は、全国的に「変わった人」という有名な社員になることがあります…。また、何年働いても、取引先など顧客を前にすると顔を真っ赤にし話せなかったり、電話もアガってしまうなども特徴です…。
後輩社員に武勇伝を語っている勢いを、少しでも仕事に向けてもらいたいものです。
「井の中の蛙」困った社員との接し方
年の近い後輩社員ならハッキリと言ってあげられますが、「井の中の蛙」困った社員のターゲットは、後輩社員や大人しい社員です。
ズラしたくても、先輩なので雑に扱うことはできません。
ここでは、困った社員とはどう接するべきか考えていきましょう。
無視する
これは、一般的に難しいことです。
今まで、嫌でも話を聞いていたのに、いきなり無視するのは簡単ではありません。また、会社の先輩という関係上、職場に居づらくなることも考えられます。
2人にならないようにする
自分が気をつけても、先輩は自分が1人になったタイミングで近づいてくるので、これも難しいかもしれません。
また、座席が隣、外回りの相棒だった場合は不可能です。
上司やほかの先輩へ相談
こういった困った先輩の場合、上司やほかの先輩に相談しても「あ〜、あいつはそういうこと言うよな」「全部ウソだから聞き流しな」「昔から、あいつはそういうやつだから気にするな」など、結果「諦めろ」と言われるのがほとんどではないでしょうか。
真剣に悩んでいるなら、異動や転勤などを相談することで動いてくれる可能性もあります。
相談して、もし上司が困った先輩へ注意したら、同じ職場では働きづらくなるので注意しましょう。非常に理不尽ですが…。
聞き流す
聞き流すということは、結局聞くと同じです。
その時間がつらいので、解決は難しいかもしれません。
ハッキリと伝える
例えば、以下のようにハッキリ伝えてみるのはどうでしょう。
これは、年が近い場合に限ると思います。
共通の話題をしているとき会話に割り込んで「興味無いんだよね~」
「あなたが興味無いことに興味がありません」
アイドルやダンスグループに対して「全員の顔と名前一致しない」
「あなたが知らないことは、他の人もだいたい知りませんよ」
「それ一般的です。すごく普通です」
芸能ニュースに対しての「俺ならもっと○○する」
「同じ環境でもないのによく考えられますね?凄いっすね?」
「一般人のあなたの行動はニュースになりませんよ」
「昔ワルだった」系の話
「本当ですか?前に聞いたのと違いますよ?ウケる」
しかし、これらは本当に年が近く、ある程度の仲である関係がないと言えることではありません。
本当に我慢できないなら退職や転職も検討する
相談してもダメ、自分でも解決できない、会社にすら行きたくなくなった…など、もう我慢の限界なら、会社を辞めて新しい職場で再出発するのもひとつの解決策です。
大きな企業なら異動や転勤があるので数年の我慢ですが、小さな会社ではそうはいきません。
しかし、「退職を伝えづらい…」または、「再就職できるか心配…」「転職先も同じだったらどうしよう…」など不安を感じ、退職や転職に踏み出せないケースも少なくありません。
ここでは、そんな悩みを解決してくれる支援サービスを紹介しましょう。
退職を支援してくれる「退職代行サービス」とは
退職代行サービスとは、その名の通り自分の代わりに退職の意思を会社へ伝えてくれるサービスです。
以下のような方にオススメのサービス!
- 退職の意思を上司へ伝えられずに困っている…
- 退職の意思を地耐えたのに辞めさせてもらえない…
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また、ただ会社へ退職を伝えるだけのサービスではなく、さまざまなサポートを受けられます。
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自分だけではなく、退職代行を使われた会社も納得するサービス「退職コンシェルジュ」がおすすめです。後腐れの無い円満な退職を望むなら検討してみてはいかがでしょうか。
詳しくは公式HPで確認してください。
- 公式HP → 退職コンシェルジュ
再就職の不安を解決!「転職エージェント」とは
転職エージェントは、自分にマッチした企業への転職をサポートしてくれるサービスです。
多くの業種への転職をサポートするサービスや、ひとつの職種に特化したサービスなど、さまざまな転職エージェントがあります。
エージェントでは、企業との長い付き合いにより、その職場の雰囲気なども把握しているケースもあります。
自分にマッチする職種だけで判断されるのではなく、自分の性格に合う職場をマッチングしてくれるのです。
そして最大の特徴は、すべてのサービスを無料で受けられることです。そのため再就職後、離職する可能性を抑えられます。
若い世代ならreフレッシュ転職やゲキサポ!転職
がオススメ。20代の若い会社員が、新たな職種へも挑戦できる可能性を広げてくれます。
30〜40代以上の方にはSamurai Jobなどのハイクラス転職に特化したサービスをオススメします。今よりもやりがいある仕事や、高待遇の企業への転職を目指せます!
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困った社員へ 自分が先輩ならどう伝えるべきか
もし、困った社員が自分の後輩であった場合、どのような伝えれば良いのでしょうか。若い社員なら、まだ改善できる可能性もあります。
困った社員の言動は職場全体に影響します。
一度自分の話を馬鹿にされたと感じると、全く皆の前で喋らなくなる社員もいるので、困った社員により職場の雰囲気を悪くする発言にはハッキリと伝えてあげるようにすべきです。
本当は放っておくべきかもしれませんが職場の雰囲気が悪くなることなので、会社員としては改善させる必要があります。
しかし、困った社員はすでに職場全体から陰口を叩かれ、次はどんな恥ずかしいことを言うのかと皆に、馬鹿にした気持ちで見られてる可能性もあるので慎重に行動しましょう。間違うと、その困った社員が傷ついてしまいます。
他の社員の前や職場では伝えずに、居酒屋で食事しながらでも「他の人に笑われてる」と伝えてあげるしかありません。本当につらい仕事ですが…。
まとめ
会社で困った社員の話でした。自分も知らず知らずのうちに困った社員になっているかも知れません。
困った社員と呼ばれないためには、職場の人以外とも多く関わり会話した方が良いでしょう。
いつも同じ人としか何年も会話していないと、自分の都合の良い話しかしなくなり、相手もそれを指摘しなくなります。
さまざまな人と接することで、自分の意見が反論される経験を得られるのです。それにより、他人の言葉をしっかり聞き、相手の立場を考えて話せる「言葉のキャッチボール」ができるようになるでしょう。
「井の中の蛙」と呼ばれないためには、社内だけでなく外の世界へ旅立つ必要があるのかもしれません。