ゴルフで最初に悩むのは「何を用意すればいいの?」ってことでは?
誰かに誘われた場合は、一緒にゴルフショップに行き必要なものを聞きながら準備できますし、1人でゴルフショップへ行っても店員さんに聞けば教えてくれます。
しかし、誰にも聞けないって人もいるのではないでしょうか?
というわけで初心者でも困らない、ゴルフを始める人に向けた準備するゴルフ用品やグッズのリストを紹介します。
ゴルフでの忘れ物は同伴者にかなりの迷惑になるので、しっかりと準備しましょう!
ゴルフクラブ
ゴルフを楽しむためには、ゴルフクラブが必要です。ゴルフコースを周るときは、14本以内のゴルフクラブでプレーするというルールがあります。
自分は、どのような組み合わせがマッチしているのかは、実際にコースで何度もプレーしないと判断が難しいので、一般的なウッドやアイアン、ユーティリティーやパターなどの種類を紹介していきましょう!
ウッド
ウッドは、ドライバーやフェアウェイウッドなどクラブで、ボールを打つヘッドが大きいのが特徴です。
1番ウッド
ドライバーと呼ばれているもので、一番長くて軽いクラブです。
そして、一番飛距離を出せるクラブなので、ほとんどの場合はティーショットで使用します。
3番ウッド・5番ウッド
3番ウッドはスプーン、5番ウッドはクリーク、これらの総称として「フェアウェイウッド」と呼ばれています。
ロングホールでのセカンドショットなど、フェアウェイで使用することが多いクラブです。
また、コースによって、ドライバーでは飛び過ぎたりコントロールが難しかったりする場合、ティーショットでも使われることもあります。
他にも2番・4番・7番・9番・11番などの、さまざまなフェアウェイウッドがありますが、ドライバーやユーティリティー、アイアンなどと距離が被るので、あまり使用されることはありません。
ユーティリティ
ユーティリティは、アイアンのような感覚で打てるにも関わらず、高い弾道や距離が出せるクラブです。
ウッドが苦手という人でも距離を稼げるため、ユーティリティでセカンドショットやティーショットを打つケースも多くあります。
また、ロングアイアンなどの難しいクラブと同距離を出せるため、アイアンの代わりに使用されているのも特徴です。
見た目は、ウッドに似ていますがウッドよりもヘッドが小さく、スチールシャフトで使用しているゴルファーも多くいます。
ユーティリティは、ウッドとアイアンの隙間の距離を埋めるクラブなので、例えば同じシリーズの、「ウッド・ユーティリティ・アイアン」または「ユーティリティ・アイアン」にするなど、自分にマッチしたものを選ぶようにしましょう。
アイアン
アイアンは、ミドルやショートアイアン、アプローチで使うウェッジなどの種類があります。
ミドル・ショートアイアン
主に使われているアイアンは、5~9番アイアンとピッチングウェッジのセットでしょうか。アイアンもウッド同様、数字が小さいものが飛距離を出せます。
1~4番のロングアイアンと呼ばれているものもありますが、初心者やアマチュアではあまり使われていません。
アイアンは、コントロールショットや、正確な距離を出すために用いられることが多いクラブです。
ミドルホールのセカンドショットやロングホールの3打目などの、グリーンを狙ったりグリーン周りに寄せたりするときに使用することが多いクラブといえるでしょう。
そして、ショートホールでは、ティーショットでも使われることが多いクラブです。また、ショートホール以外でも、狭くてOBになりそうなホールでは、ウッドではなくアイアンでティーショットを打つゴルファーもいます。
ウェッジ
アプローチやバンカーショットなどに使われるクラブで、アプローチウェッジ・サンドウェッジなど種類に分けられています。
クラブをロフト角(フェースの開き角度)で呼ばれることが一般的です。
例えば、アプローチを「50度」といったり、サンドを「56度」などと呼びます。
このロフト角は、数字が大きくなるほど、ボールが高く上がり飛距離は短くなるので、ウェッジを買うときは自分に合う距離などを考慮して選択しましょう。
ピッチングウェッジに関しては、前述した通りアイアンと同シリーズの方が使いやすいので、アイアンセットに含まれ販売されていることがほとんどです。
パター
パターは、ピンやマレット型などのさまざまなタイプがあり、その中から自分が使いやすいものを選ぶようにしましょう。
パターは、重いほうを好む人もいれば、軽いものを好む人もいます。人それぞれ、好みが違うものなので、自分が打ちやすいと感じたものを使うべきです。
ゴルフ歴が長い人では、自宅に数十本も所有しているケースも珍しくはありません。次々に、購入し自分に合ったものを探し求める人が多くいます。
しかし、ゴルフ未経験だと、まだ判断できることではありませんので、まずは初心者が使いやすいパターはなにかをショップなどで相談してみてはいかがでしょうか。
ゴルフクラブまとめ
- ゴルフコースに持ち込めるクラブは14本以内
- 初心者はショップなどに相談して、一般的な14本セットを準備する
一般的なセットは、下記のように
という感じになります。
一式セットもあるのでしっかりとショップに相談してから購入するようにしましょう。
バッグ
ゴルフでは、コースを周るときのキャディバッグ、着替えなどを入れるボストンバッグ、シューズを入れるシューズケースなどを用意する必要があります。
キャディバッグ
コースを周るときに、クラブを入れるバッグです。
クラブの他にも、ボールやグッズなどさまざまなものを入れることができます。
完全に好みだとは思いますが、大きいタイプが好きなら10型など、型によって見た目や重さが違うので気に入ったものを選びましょう。
キャディバッグには、ネームプレートが必要(ゴルフ場の人が困る!)です。ほとんどの場合は、購入時に付いてきますが、無ければ準備しましょう。
ボストンバッグ
ゴルフ場へ行くときに着替えなどを入れるバッグです。おしゃれなものが多くありますので、お好みでどうぞ!
シューズケース
シューズケースは私の経験上、ボストンバッグに入るものが使いやすいです。
ボールポーチやラウンドバッグ
OBを出すたびにカートへボールを取りに行くのは大変です。また、迷惑が掛かることなので、慣れるまでベルトなどに付けられるボールポーチを準備している人もいます。
また、飲み物や軽食などをラウンドトートバッグに入れると便利なので、必要なら準備しておきましょう。
バッグまとめ
・キャディバッグには、ネームプレートが必要
・必要に応じて、下記の各バックを準備する
ゴルフウェアなど
ゴルフウェア上下・ベルト
初めてのゴルフだからといい加減に選びがちですが、気に入ったものを用意するようにしましょう。
私のゴルフデビューは、前日に急遽行くことになり、慌ててゴルフショップに買いに行ったのですが「どうせ1回しか着ないし」と考え、いい加減に選んでしまいました。
でも、次の日すっかりゴルフの虜になってしまった私は、ウェアを真面目に選ばなかったのを悔みました…。真面目に選びましょう。
暑い時期は、ハーフパンツなどでも良いですが、コース(名門コースなど)によっては禁止されているゴルフ場もあるので注意しましょう(女性は大丈夫です)。
基本的には、襟付きのシャツとパンツスタイルとなります。シャツはズボンにインして、しっかりとベルトで押さえるようにしましょう。
特注品や限定品など、ベルトにも凄く凝っているゴルファーもいますが、最初に買うベルトは自分が気に入って使いやすそうなもので十分です。
キャップ・サンバイザー
キャップやサンバイザーは、日差しや雨などを防ぐことや安全面などの機能的な役割りのほか、ファッションで着用しているゴルファーは多くいます(私の体感で、7~8割くらいのゴルファーは着用)。
プロゴルファーはスポンサー契約として、ほとんどの場合キャップを着用していますが、ゴルフのルールでは義務付けはありません。
しかし、初心者の場合は安全面を考慮した場合、着用した方が良いかもしれません。
グローブ
手袋のことです。
着用しなければいけないルールはありませんが、着用しないと滑ったり手の皮が剝けたりするので、必ず用意したほうが良いものです。
女性では、両手にグローブを着用しているゴルファーもいますが、一般的には右利きなら左手用、左利きなら右手用を着用します。
ゴルフシューズ
シューズは、紐やダイヤル式だったり、スパイクやスパイクレスだったり、さまざまな種類があります。
重さやフィット感などにも好みがあるので、初めて購入するという人は、できればショップで試着してから買うようにしましょう。
レインウェア(雨具)
雨ガッパのことです。
ラウンド中に突然、雨が降ってきて濡れてしまった場合は、カッパを着ないゴルファーもいますが、基本的には準備しておく必要があるものです。
ゴルフウェアなどまとめ
・ウェア上下は、後悔しないようにしっかり好みのものを選ぶ
・必要に応じて、下記のものを準備する
ゴルフボール・ラウンドグッズ
ボールはもちろんですが、ラウンド中には他にも必須なグッズが多くあります。
ゴルフボール
初めてゴルフに行くときは、安価のボールを大量に持って行くようにしましょう(最初のうちはボールは無くなるもの)。
少ししか持っていかないと同伴者にとても迷惑を掛けてしまいます。
長くやるとわかると思いますが、ラウンド中に「ボール、1つ貰えませんか?」と言われるほど、びっくりすることはありません。
ゴルフボールは、何度か買ってるうちに、どのメーカーも価格帯でグレード付けしているのが分かっています。
最初に購入するのは、1ダース(12個)1500円前後の価格帯のグレードのもので十分でしょう。初めてのラウンドならロストボール(中古ボール)でいいと思いますが…。
ティー
ティーとは、ホール毎に第一打を打つとき、ティーグランドに刺しボールを乗せるものです。
長いものと短いもの、両方を複数本、準備して下さい。
ショップには沢山種類があり、どれを選ぶか迷ってしまうと思いますが、一番低価格のもので大丈夫です(何度かコースに行くうちに好みがわかってきますので、最初は何でもOK)。
長いのがロングティーといって、ミドルホールやロングホールのティーショットで使います。短いのは、ショートティーで、ショートホールでのティーショットで使われるものです。
マーカー
マーカーは、グリーン場で同伴者がパッティングする際、自分のボールは邪魔になるので、ボールの代わりに置いておくものです。
完全に見た目で決めてしまっても大丈夫ですが、2種類用意しておくと便利。
ひとつは好みのもの、もうひとつは同伴者のライン上で目立たなくマークできるもの。
目立たなくマークできるものは、ゴルフ場にも用意されているので、購入するのは好みのマーカーだけでOKです。
グリーンホーク
グリーンホークは、グリーン上のボールの跡(穴)を修正するときに使用するものです。穴の周りの芝を起こして修正します。
これも好みで大丈夫です。何故か少しずつ大きなものが欲しくなります…。
グリーン上のボール跡は、気が付いたら直すのがマナーです!自分じゃなくても直しましょう。
スコアカウンター
スコアカウンターは自分の打った打数を忘れないように、ボタンを押しカウントしておけるグッズです。
最初のうちはスコアを数えるのも大変ですので、あれば便利という程度ですが、押すことすら忘れてしまうくらい最初は大変だと思います…。
ゴルフボール・ラウンドグッズまとめ
・初ラウンドのときは、ゴルフボールとティーを大量に準備しておく
まとめ
初心者向けの、ゴルフを始めるときに準備するもののリストでした。
ゴルフは、好きになればなるほど、どんどん新しいクラブやウェアなどが欲しくなります。それもゴルフの楽しいところでもあり、飽きさせないことだといえるのです。
下記のポイントを考慮して準備しましょう!