会社員として働いていると、さまざまな場面で他社と関わることがあります。その際、絶対に気をつけるべきことが1つあるので、参考にしてください。
私は会社を辞めるまで20年くらい会社員として働きましたが、多くの他社の方と仕事中に接する場面がありました。
その会話の中で、聞きづらいし絶対に言うべきではない内容の話が頻繁にされていました。
今、会社員として働いている人やこれから社会人になる人は、自分は絶対に大丈夫と思っていても、ついその場の雰囲気や立場で一緒になってそのことを言ってしまうかもしれません。
この記事を読んで、注意するようにしてください。
言ってはいけない1つのこと
別に会社員だからということではありません。一般的に誰でも言わない方が良いことですし聞きづらいことです。
他社の人間に言ってはいけないこと
会社員時代に他社の方が話してくる内容で多いのは「顧客の悪口」。
凄く聞きづらいですし、面倒くさい会話です。いったい何なんだろうと感じるくらいそんな話ばかりする人がいます。
なんで顧客の悪口を言うのか
わかりませんが、おそらく悪口を言うことによって、自分の方が立ち場が上だと思わせたいのか、思いたいのかではないでしょうか。
それか、人の悪口が一番盛り上がると考えているかもしれません。知らない人と仲良くなるために、他人の悪口を共有しようとする人もいます。
または、毒舌キャラでお笑い芸人気取りをしたいのか…。
悪口の何がいけないのか
別に、社内での悪口とか友達や家族で悪口を言って喧嘩するなら、別に他人には関係無いですし勝手にやればいい話です。
しかし、会社員としてお客様の悪口を、社外の人に言うとどうなるのでしょうか。
その悪口を言う人の業界全体がそういう体質だと思われます。
人から人へ「あの会社は、お客さんを馬鹿にしてるから使わない」となる可能性もあるのです。昔みたいに付き合いやお偉いさん同士が友達とかでは、使ってくれる時代ではありません。
自分の仕事は自分の業界以外の人すでてがお客様と思って発言しないと、取り返しのつかないことが起こるのです。
次では、実際にあった体験談を紹介しましょう。
体験談!悪口から取り返しのつかなくなった事例
マンションの管理会社の人で「マンションの住民」の悪口を言いまくってるって人がいました。しかも普通の言い方ではなく、耳を塞ぎたくなるような悪口です。
この管理会社全員が、管理しているマンションの住民を馬鹿にしてると思われても仕方ありません。
私が働いていた会社で、この管理会社の管理マンションに住んでいる先輩がいたのですが、なんとその先輩にこの管理会社の人間は「住民の悪口」を言ってしまったのです。
その先輩が住んでいるのを知らずに、ただの関係会社だと思いそのマンションの住民の悪口を言いました。もちろん、その先輩の悪口ではありませんが…。
それを聞いて最初は適当に話を合わせたそうですが、我慢できなくなり「お前の会社でこのマンション買えるヤツいるのか!」と、先輩はその管理会社の人にイキナリ怒鳴り散らしたそうです(先輩の発言もなかなかの悪口です…)。
その後、先輩のマンションは管理会社と契約更新せずに管理会社を変更しました。これが原因かどうかはわかりませんが、その関連マンション全てがこの管理会社と契約の更新をしなかったそうです(聞いた話です。確認はできていません…)。
因みに当時、私は違うシリーズのマンションに住んでいましたが、管理会社はこの悪口会社でした。やはり他の管理会社に変更となったのです…。とにかく何があったのか知りませんが理事長さんが怒ってました…。
会社員ではなくても他人の悪口を他人に言うってことはやめた方が絶対いいという話でした。
まとめ
会社員ではなくても人の悪口ばかり言う人がいます。そういった人は、結局その場に居ない自分以外すべての人の悪口を言うのです。
悪口を他人に言いたい人は、言うことでその人より上に見られたいという感情だと思います。
今回は、管理会社の例でしたが、顧客の悪口は他にも多くの会社の人が言っていました。
自分の会社以外の人は、お客様と考えられないのでしょうか。そもそも「お客様」という概念なんて持ち合わせていない?のかもしれません。
消費者の肩身が狭くなってきている世の中に感じます。
平気で「客は偉くない」と言う飲食店とか…。一部のお客さんが偉そうだったから、というだけで発信してしまうのです。
偉そうにしている人なんてほとんどいません。また、飲食店に対して自分の方が偉いなど考えている人もいません。反対に、店へ敬意を払ってる変わった人もいません。
そこまで飲食店のことを当事者が考えているほど、気にしている人などいないのです。まあこの話は長くなりそうなので今度にしておきます…。
お客様を馬鹿にして、いつまでも仕事が続くわけがありません。会社にお金が入るのは、企業の信用がベースとなり、人・商品・サービスに消費してくれる顧客がいるからです。
心当たりがあるなら、すぐにでも悪口は慎むべきです。