スーパーで生のふき(蕗/フキ)が売っていたので、買ってきました。
ふきは、山菜特有の香りと苦みがあり調理加減によって歯触りも楽しめる、とても万能な食材です。
また、他の山菜と比べてもふきの場合はクセが強すぎない香りと苦みなので、山菜が苦手な人でもふきだけは食べれるって人もいらっしゃいます。
美味しく食べれるようにするには、アク抜き(下処理)をしてから調理する必要がありますので、今回はふきの下処理方法を紹介していこうと思います。
ふきのアク抜きレシピ
用意する物
1.ふき(茎の部分)
2.塩
これだけです。あとは家で一番大きな鍋に水だけあればOK。
手順
1.鍋に多めの水を入れ、火に掛けておく
ふきを茹でるため、予め沸騰させておくと楽です。水だけでOKで、塩とかは入れません。
2.ふきを鍋に入るサイズに切る
あまりにも細かく切り過ぎてしまうと皮を剥くのが手間になってしまうので、出来るだけ大きめのサイズに切った方がいいです。そのまま鍋に入りそうなら、そのままでOK。
3.ふきに塩を振りかけ擦り付ける
まな板の上に、ふきを5〜6本くらい並べ、多めの塩を振りかけます(太いサイズの物から順に)。
塩を全体に行き渡らせたら、手でふきをまな板に押し付けながら擦ります。
全てのふきにこの処理を行うので、細かく切り過ぎると大変です。サイズは大きめにしましょう。
このまま、洗わずに鍋に入れます。
4.ふきを鍋に入れ茹でる
塩を擦り付けた順に(太い順)、沸騰させた鍋に入れていきます。
この最初にふきを入れてから、4~5分を目安に沸騰させたまま茹でていきます。
太い物と細い物の茹で時間を変えるので、太いものから入れる、ということです。
5.水で冷やし、皮をむく
茹で終わったら、水でふきを一気に冷やします。冷やす場所がなければ鍋のお湯を捨て、水を入れてもOK。
ふきの皮を抜いていきます。包丁で削ぐと楽ですが、私の場合削ぎ過ぎてしまうので、手で剥ぎました。
6.水にさらす
皮を剥いたふきは半日くらい水にさらし、アク抜きします。
水の交換はしなくてもOKですが、すぐ調理しないなら、水の交換をしましょう。
水に浸けておけば、3日くらいは食感を損なわず調理可能です。
これで、アク抜き(下処理)は完成です。
ふきのアク抜きのまとめ
①大きな鍋で水を沸騰させる
②ふきを鍋に入る大きさに切る
③ふきに塩を擦り付ける
④ふきを茹でる
⑤ふきの皮を剥く
⑥ふきを水にさらす
これで完成ですが、ここから調理してやっと食べれるって感じです。
下処理は単純で簡単ですが、結構場所を取り時間が掛かり面倒です。しかし、調理して食べて美味しければ報われます。
皆さんもぜひ試してみて下さい。
私は、炊飯器でふき入りご飯を作ったり、味噌汁や煮物などにして食べます♪