「会社を辞めたい…でも不安…」退職を決断できない理由として大きいのがお金の問題です。
今回は会社を辞めるんだから貯金はあった方がいい?それとも無くても大丈夫?を考えましょう。
会社を辞めたら、毎月の安定収入が無くなります。それだけ聞くと、怖くて辞めれません。しかし、計算し計画的に考えておくことで、少しずつ退職へ近づけることができます。
退職前に考えるお金のこと
会社を辞める準備として、退職後に「どれ位の期間にどれ位のお金が必要か」を考えておく必要があります。
退職後の期間とは
自己都合退職として考えていきます。この期間は「失業手当」を受け取れるまでの期間、または再就職や開業までなど、収入を得られるようになるまでの期間です。
ハローワークに行って失業手当を受給されるまでの期間は約3カ月あります。再就職の場合は、すぐにでも収入を得ることができます。
退職後のお金とは
前章で説明した「退職後の期間」で必要なお金のことです。
生活費はもちろんですが、住宅や自動車のローンなども必要になりますし、家族持ちの人は子供の学費も必要です。他にも借入金があればそれも掛ってきます。
いくら有ればこの期間を乗り越えられるかを考えておく
上記を踏まえて、いくら有れば大丈夫が計算し、計画的に生活する必要があります。
もちろん、在職中の無駄遣いがあれば、その消費していた分をプラスに計算するのも良いでしょう。
退職するなら貯金は必要なのか
40代で退職したケースで考えます。
家族構成は、妻・高校生・中学生の4人家族。そして貯金は全く無い状態での退職。
この状況で退職した私の考えでは、貯金は絶対にあった方が良いです。しかし、貯金が無くても大丈夫な可能性はあります。
貯金があった方が良い理由
これについては説明が要らないような気もしますが、退職後も気持ちにゆとりが持てて、他の何かに挑戦しようとしても余裕を持って取りかかれます。
万が一の出費にも対応できて、それによる心の痛手も少なくて済みます。
退職時には、どのくらい貯金があれば良いかってことですが、「1年間、在職中と同じレベルの生活を送れるだけの貯金」があれば十分だと思います。
貯金が無くても大丈夫な可能性がある理由
私が今、この状況で生活しているからです。上記の「貯金があった方が良い理由」で考えた、「1年間、在職中と同じレベルの生活を送れるだけの貯金」は、退職金で賄えます。
もちろん、貯金+退職金の方が良いに決まってますが、どうしても会社を辞めたいなら退職金に依存するのも良い考えだと思います。
退職前の計算では、私の家族は退職金で、2年近く在職中と同じレベルの生活を送れます。
私は今まで贅沢な生活を送ってはいないので、2年近くってことですが‥。これは人それぞれですよね‥。
結局貯金は必要?
必要か聞かれたら、勿論必要です。でも、40代で会社を辞めてそのまま生涯「収入が無い」ということは、まず考えられません。
会社を辞めてどうしても現状を変えたいのなら、次の収入を得るまでの期間分のお金さえ有れば良いのではないでしょうか。
まとめ
私は退職後に「貯金しておけば良かった」とは思いますが、特に貯金が無くて困ったことも有りません。
ですから、この場合の貯金は退職後にどう生きていくのかによって、全く違うことではないでしょうか。