今回は会社の上司に退職の意思を伝えたときの話。退職の意思を伝えたのは、滞りなく話が進むよう退職の約4カ月前です。
円満に退職しようと考えていたので、結構早めに退職の意思を伝えた方だと思います。直属の上司に2人きりでの時間を作っていただき、話を聞いていただきました。
凄く緊張しましたが、1番緊張したのは時間を作ってもらうことを伝えたときです。
ここでは、実際に私が退職を伝えたときの様子や感情を例にして紹介します。
これから会社を辞めようとしている方や、辞めたいけど上司に伝えられなく困っている方は、ぜひ参考にして下さい。
退職を上司に伝える手順
私はどのような手順で上司へや移植を伝えたのか、手順を綴っていきます。
職場の雰囲気、職場での立場などで違い、正解は無いですが、参考にしてください。
その1:上司に時間を取ってもらう段取り
まず、退職を伝えるためには、直属の上司と2人きりで話せる環境を作る必要があります。
そこで大事なポイントは上司の予定と話ができる場所です。
とにかく上司の予定最優先で考えるのは当然ですが、場所がなかなかありません。会社内で、自分が勝手に上司を連れて2人きりで話せる場所など、実際にはなかなかありません…。
職場に上司と自分2人しかいないのなら、その場で伝えても問題ありません。しかし、他の社員もいるのが一般的なので「お話したいことがあります」ってことすら伝えづらいことです。
私は悩みましたが、メールすることに決めました。
メールで「会社辞めます」ではなく、何となく上司の予定を確認してからメールで「時間を作って下さい」と伝えたのです。
このメールは、上司が社内にいないときに送るのがいいと思います。
何故ならメールを見た途端、大きな声で「話ってなに?」など言ってしまう上司もいるためです。
送ったメールの内容は以下になります。
他にも、時間帯について書いた気もしますが、こんな感じです。
ここまで書けば、上司は場所も設けてくれると思います。
その2:面談
上司の計らいで、会議室を使わせていただくことができしました。
会社に入って20年くらい、この上司とは普段は普通に会話して緊張なんかする筈ないのに、そのときは別人に見えるくらいの緊張です。そして、上司も多少緊張しているようでした。
上司へ退職の意思を伝える
会議室でのやり取りはこんな感じです。
だいたいの流れはこんな感じでした。
他に上司から質問されたことは以下などです。参考に!
- 「何をやりたい」
- 「有給休暇を使ってできないか」
- 「会社を辞めてまでやることってあるのか」
10分くらいで終わると予想していましたが、約30分くらいの面談だったと思います。
徐々に緊張が解け普段の上司との会話になっていき、危なく引きとめられそうにもなりましたが、かなり考えてからの決断だったので耐えられました。
面談で準備しておくべき2つのこと
退職の意思を伝えるのが1番大切なですが、他にもこの面談で上司に確認しておいた方がいい事が2つあります。
退職日の決定
正式な書類を会社に提出する前ですが、この面談で退職日を決定させておくことが重要です。
引きとめなどで、この日に決められないケースありますが、はっきりとした希望の日付は伝えておきましょう。
日付を伝えることで、退職の意思が強いことや準備が進んでいることを伝えられます。引きとめるのは難しいと思わせる効果もあるのです。
「○月くらい」など曖昧に伝えてしまうと、意思が固まっていないと判断される可能性があるので注意しましょう。
有給休暇の確認
面談前に、残りの有給休暇日数を確認しておくことが大切です。
希望の退職日から逆算していけば、予め有給休暇の日程決められると思います。
面談のその場で「○~○日まで有給休暇でお願いします」と言ってしまいましょう。
こちらから何も言わないと、有給休暇の消化は難しくなってしまいます。
まとめ
これ以前にも、会社を辞めると上司に伝えたことがあります。その時は上司に全く相手にされませんでした。今回はその経験を十分に活かしきれたと思います。
辞めたいのに辞めさせてくれないことを、よく耳にします。上司に説得され退職を諦める方も、結構いるのではないでしょうか?
例えば今回、私が居酒屋で伝えていたら退職を撤回してたかもしれません。
それだけ長い時間一緒に仕事をしてきた先輩(今は上司)ってのには、情というか義理っていうかそういう感じの何かを感じてしまうのです。
上司に退職を伝えてみた感想は「とてもつらかった」です。
退職を伝えた際の上司の顔や仕草が、なんか悪いこと言っちまったかな?って気分になるくらい、つらく感じました…。
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