退職の相談を上司にすると、「?」という回答が返ってくることはありませんか?
私は現在は会社員として活動していませんが、今まで何度も上司に退職の相談をしたことがあります。
ほとんどの上司は一般的にいう「まともな」メッセージをくれるのですが、中にはズレズレのお言葉をいただけるケースも少なくありません。
今回は、私が実際に経験した、上司からいただいた心に響かないメッセージ5選を紹介します。
上司として活躍している方も、ぜひ参考にしてください。
退職の相談をして上司から返ってきた面白いメッセージ5選!
退職の相談をして上司から返ってきた面白いメッセージは、以下の5つです。
- もったいない、今の御時世では再就職は難しいぞ
- 会社の人間との繋がりはなくなるぞ
- 今の話、忘れろ
- また戻ってきたくても無理だぞ
- ちょっと…〇〇部長に聞いてからじゃないと…
それぞれを、具体的に紹介しましょう。
もったいない、今のご時世では再就職は難しいぞ
会社を辞めた経験がない上司に、退職後の世界の何がわかるのでしょうか?
転職を経験している上司なら、説得力があるかもしれません。
「もったいない」という感情は、個人の考えです。
退職について深く悩み調べたうえで相談している人間に対し、「今の御時世では再就職は厳しい」という感覚的なメッセージは響きません。
会社の人間との繋がりはなくなるぞ
そもそも、会社の人間との関係を切りたくて退職を考える人も少なくありません。
会社を辞めたあとも、職場の人間と関わりたいと思っているのでしょうか。
人それぞれ退職を考えるきっかけは異なります。
しかし、自分から退職を決意した人間の多くは、退職後に会社の人との関係を続けたいとは考えないでしょう。
今の話、忘れろ
退職の意思を伝えたのに、何も聞かずに「今の話、忘れろ」という上司もいました。
カッコつけてるのか、動揺しているのか分かりませんが、勇気を出して退職を申し出た人間に対しての振る舞いではありません。
退職を受け入れてくれない上司も少なくありません。
こういった上司では、まったく話が進まず退職が難しくなります。
次の機会にも、また同じように「忘れろ」といわれてしまっては、いつまでも会社を辞められません。
上司が会社を辞めさせてくれない、という悩みを抱える人も多いでしょう。辞めさせてくれないなら、退職代行サービスに相談する方法もあります。
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また戻ってきたくても無理だぞ
誰が辞めた会社に戻る可能性を残して退職を考えるでしょうか……。
会社を辞めたい理由は人それぞれですが、人間関係や仕事内容が嫌などネガティブな理由でも、新しいことにチェレンジしたいというポジティブな理由でも、どちらにしても「また戻りたい」とは考えません。
退職=失敗・終了・絶望などと、決めつけているのでしょうか。
ちょっと…〇〇部長に聞いてからじゃないと…
……です。
退職の意思は基本的に直属の上司に伝えます。
その直属の上司が、「上司に聞かないと分からない」といってしまうのです。
会社を辞めたいと相談されたら、たとえ動揺したとしても、まずは理由を尋ねるなど話を聞くべきではないでしょうか。
「こんな上司がいる会社、すぐに辞めたい」と考えてしまいます。
的外れなメッセージをくれる上司では退職はスムーズに進まない
私が経験した、退職を上司に相談したら返ってくる面白い回答5選を紹介しました。
人それぞれ感じ方は異なりますが、会社を辞める決断をして勇気を出して上司に退職を申し出た結果、よくわからないメッセージをいただくケースがあります。
タイトルでは退職の「相談」としていますが、実際には相談というよりも退職の意思を伝えるシーンです。
そのタイミングで的外れなメッセージを伝える上司の元では、退職はスムーズに進みません。
実際に私は、上司に退職の意思を伝えたとき「ちょっと…〇〇部長に聞いてからじゃないと…」といわれ、2カ月近く放置された経験があります。
結局そのときは会社を辞められず、数年間その会社でお世話になることに…。
タイミングを逃すと新たな仕事を担当するなどして、なかなか辞められなくなります。
的外れなメッセージを伝える上司の元でスムーズに退職したいなら、退職代行サービスへの相談も検討したほうがいいかもしれません。