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今の会社を辞めるべき?辞めないべき?タイプ別で考えてみるポイント

今の会社を辞めるべき?辞めないべき?タイプ別で考えてみるポイント 働き方を考えるブログ

40代で家族持ちで退職を決断した私は、会社を辞めて1年経った今でも全く後悔はありません。

しかし、収入が無くなるの確かですし、「無職」という肩書の無い人間になることも確かです。

私は退職翌年は準備期間と考えていたので、収入が無くても退職金などで生活できるように計算し退職しました。

この記事では、会社を辞めて転職すべきか、転職はしないで会社員自体を辞めるべきかなど、タイプ別で紹介します。

「会社員を辞める?」「転職する?」ケースによって考えるべきこと

「会社員を辞める?」「転職する?」ケースによって考えるべきこと

まず、家族持ちで会社を辞めたいと考えたとき、退職後のことを考える必要があります。

「転職」ならある程度の就職準備をしてから退職、「会社員を辞める」なら準備期間は多い方がいいなど、会社を辞めるまでにかなり考えることがあります。

私は「会社員を辞める」という選択をして退職しました

以下では、ケース別でどうすべきかを考えていきます。

  • 家族の不安を重視して考える
  • 世間体を考えると?
  • 仕事が忙しいのに気持ちが暇な人
  • 家族に退職を反対されている
  • 会社を立ち上げる
  • 他の会社から誘われている

家族の不安を重視して考える

無職という肩書が家族にとってマイナスに働くような気がする不安です。

家族にとって、今まで家庭にお金を入れていた人が会社を辞めてしまうのは、不安に感じることではないでしょうか。

そして、他人から「旦那さんの仕事は?」や「お父さんの仕事は?」とか聞かれた際に、家族が困るのではないかという不安です。

実際には、家族が不安に感じるという話は聞いたことはありませんが、もしかしたら私に隠しているだけかもしれません。

退職からの無職は、家族への精神的なダメージが大きいかもしれません。会社員という肩書に誇りを持っている家庭では、会社を辞めるということは避けた方がいいと思います。

家族の不安を考慮するなら、「辞めないべき」「転職」することがオススメです。

良い条件を求めての転職は素晴らしいと思います。しかし、仕事が合わない、人が合わない、などが原因で退職を考えるなら転職せずに今の会社に残るべきです。

転職しても不満を探しては悩み続けることになります。自分だけが満足する環境を会社に求めることは難しいのです。

世間体を考えると?

これは、完全に他人の目を気にしてのことです。

私はあまり気にしないですし、お金さえ稼げれば会社員をという肩書はいりません。しっかり稼ぎ納税すれば、なにも恥じる必要はありません。

しかし、会社に勤めていなければ信用や社会的地位が無い、と考えられているのが現状です。

例えば、いまだに企業自慢をする会社員が多くいます。正直、他人が勤めている会社の名前を聞いて素直に「羨ましい」とか「この人凄い」と思う人なんていないでしょう。

でも、建て前上は「すごい」とか「羨ましい」とか人は言ってしまうものです。

これを鵜呑みにして生きてきた人が、いざ「会社を辞めよう」と考えても、「転職するなら今より大企業とか有名企業じゃないと恥ずかしい」と考えてしまいます

そうすると「会社は辞めたい、でも小さな会社では世間体が」と勝手に思い込んでしまうのです

「家族もきっと今の大きな会社の自分を誇りに思っている」と思い違いもしています。

「辞めたい会社より大きく有名な会社に転職したい」と考えるのは自由ですし当たり前かもしれません。

しかし、会社の規模で満足しているのは自分だけです。周りの誰も他人の会社のことなど気にしてません。

今の会社が自分にとってステータスだと考えるなら、今の会社を辞めずにいるべきです。そういう考えを持つ人が考え方を変えるのは難しいでしょう。

世間体が気になる人は、会社を辞めたら自分の現状に満足できず、いつまでも辞めた会社の自慢話ばかりする面倒な人になってしまいます。

このタイプの人は、「辞めないべき」です。

仕事が忙しいのに気持ちが暇な人

朝早くから夜遅くまで、休日も会社のために馬車馬のように働いているのに、不思議と気持ちが満たされない人もいるでしょう。

仕事に対してもヤル気があって、今の仕事も嫌いではないけど、なんだか暇に感じる…。

私は、この感じでした。

出張や休日出勤、残業などをヤル気満々でやってましたが、いつも気持ちが満たされず暇なのです。もちろん原因なんてわかりません。

こんな人は、「会社員を辞めるべき」です

どこの会社で働いても、気持ちが満たされない人は会社員に向いていません。

しかし、生活のために我慢できるなら「辞めないべき」です。

そして、辞めるにしても、退職後の生活費を十分に考えてから行動する必要があります。

家族に退職を反対されている

これは「辞めないべき」です

退職後も家族が安心して暮らせることを、家族へ十分に説明できないなら退職を考えるのは止めるべきです。

自分の家族に会社を辞めてどうするのかを、しっかりと説明する準備をしてから退職の相談をするようにしましょう。

会社の不満などが原因で、会社を辞めたいとは言わない方がいいです…。

関連記事:退職したいと家族を説得!反対されず納得してもらう2つのポイント!具体例も紹介

会社を立ち上げる

やりたいことがあり、準備もしっかりできているなら、どんどんチャレンジするべきです。

私の友人も何人かは自分で会社を立ち上げ、少しずつ安定した生活を送っています。

しかし、今働いている会社の仕事を貰ったり、利用したりするような会社経営はしないほうが良いでしょう。

私が働いていた会社でも、数年に1度くらい退職者が仕事を貰えると思い、会社を立ち上げては潰しています。

例えば、自分が働いている会社の下請けA社というのがあるとします。

「A社に毎月○百万の仕事を発注しているから、自分も会社を立ち上げれば儲かるのでは?」と考え、退職し会社を立ち上げる人がたまにいます。

自分は元請けで働いていたし、その会社には長年働いた仲間もいれば後輩もいる、だから仕事も貰い放題だと考えてしまうのです。

しかし、仲間とか後輩とかいっても会社員なので。ほとんどの人が発注先を新規の会社に任せる程の力など持っていません。

そして、他に営業をかけることなく会社を潰してしまうのです。

会社を立ち上げるなら、自分でしっかり準備して多方面への根回しも十分にしてからがいいと思います。

今いる会社を利用して儲けようとすると、必ずその行為を非難する人がいますが当然かもしれません。その会社にも長年付き合いのある取引先があるですから。

この手の会社立ち上げを考えているなら、もう少しじっくりと考え行動することをオススメします。

運良く使ってもらえる会社になっても、1度でも信用を失うと2度と使ってもらえないくらい厳しいです。何度もその状況を見たことがあります…。

他の会社から誘われている

これは人それぞれ自由ですが、それを良く思わない人もいます。

畑違いの友人や知人の会社なら、それは自由だし今いる会社にも関係ありません。

しかし、関連会社ではそうはいかない場合があるのです。

例えば、下請け会社から元請け会社へ転職する場合、下請け会社の社長で喜ぶ人もいれば、良く思わない人もいます。

太いパイプができるから良かったと考える人と、裏切られたと考える人の違いです。

どちらの考えもあるとは思います。人それぞれ考えは違います。

結局決めるのは転職する本人です。

しかし、私は関連会社間での引き抜きのような転職は避けるべきだと考えています。

まとめ

タイプ別で「辞めないべき」なのか「転職すべき」なのか「会社員を辞めるべき」かの考えでした。

結局、辞めないで我慢できるなら「辞めないべき」です。

しかし、やりたいことがあり、それが具体的で準備もできるなら、迷うことなくチャレンジするべきでしょう。