少年スポーツ(スポ少)でも、審判のジャッジに不満な態度を取る選手を見掛けることも少なくありません。
部活の試合を観にいっても、やはり不満そうな顔をしたりボールに当たったりする選手がいると、見ていて不快な気持ちになります。
もちろん、審判の判定すべてが正しいわけではありません。人間ですので間違っていたり見えなかったりとさまざまなミスはあります。また、どちらかのチームに偏った判定だと感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、少年スポーツにおいては、選手が審判のジャッジに対し不満な態度をしてはいけません。
この記事では、なぜ少年スポーツでは審判の判定に対し不満な態度を露わにしてはいけないのか、その理由を考えていきましょう。
審判の判定へ不満な態度はダメな理由
間違っている可能性があるのに、審判の判定に不満な態度を取ってはいけないことには、どのような理由があるのでしょうか。
自分の楽しむ舞台をつくってくれる大人だから
まず大前提で、選手が判定を考えてはいけないことです。
判定は審判が決めるものであり、選手が行うものではありません。
その判定が微妙で間違っていると感じても、いちいち反応する必要もないし考えることでもないのです。
少年スポーツは、多くの大人が会場を準備し素晴らしい環境で行われています。
自分たちの趣味であるスポーツの試合を楽しむための舞台を、多くの大人がつくってくれているのです。
審判もその環境を手伝ってくれている感謝すべき存在です。感謝しなければいけない大人に向かって、不満な態度を取るのはあってはいけません。
少年スポーツ大会の特徴を理解しよう
私の知っている、ほとんどの少年スポーツ大会では負けたら終わりです。
その試合で審判の判定にいちいち反応していたら、その時間が無駄です。もう二度と戻れないその試合を楽しむことができません。
最後だから正確なジャッジをと思うかもしれませんが、審判のジャッジは考えたって変わるものではありません。
したがって、審判に対し熱くなるのではなく、試合に集中し熱くなることが大切です。
少年スポーツは競技を好きになる時期
もちろん勝つことは嬉しいですし目標でもあります。勝てばその競技が好きになるでしょう。
ただ、どう頑張ったってすべての試合に勝てるのはのは一握りのチームだけです。ほとんどのチームは敗北します。
試合という人生でこれから何回経験できるか分からない貴重な時間を、全力で集中し楽しむことの方が重要です。
審判ばかり気にして、その貴重な時間を台無しにしないようにしてください。
大人になると、好きなスポーツを毎日練習し週末に試合などできません。
少年スポーツは、練習したことを試合で精一杯楽しむことが大切です。
まとめ
少年スポーツに限りませんが、審判のジャッチのすべてが正確とはいえません。
また、とくに少年スポーツでは、どちらかのチーム寄りのジャッチをしていると感じることもあります。
ただ、そのようなことに不満を持って試合に集中できなくなることのほうが問題ではないでしょうか。
本当に小学生や中学生時代の試合は貴重な経験ができる時間です。
腹が立つ気持ち理解できますが、審判のミスジャッチも試合の一部と考えて、試合に集中しましょう。