※当サイトの内容には、広告・プロモーションが含まれています

副業OK企業の割合は?正社員の副業を認める会社と認めない会社の理由

副業OK企業の割合は?正社員の副業を認める会社と認めない会社の理由 働き方を考えるブログ

社員の副業を認めている会社は、どの程度あるのでしょうか。

このページでは、副業はそもそも国で認めている働き方なのかを解説し、副業OKとしている企業の割合や、副業を認めない会社それぞれの理由をします。

副業は国も推奨する働き方!国が考える副業のメリットとは

副業は国も推奨する働き方!

副業は、国も促進している働き方です。

厚生労働省では、働き方改革実行計画を踏まえ企業で働いている人たちに対する、副業や兼業の普及促進を図っています。

国は、労働者と企業にどのようなメリットがあると考えて、副業や兼業を促進しているのでしょうか。

厚生労働省「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を参考に、それぞれのメリットを紹介します。

労働者へのメリット

副業や兼業による労働者へのメリットは、以下などです。

  • 所得が増える
  • スキルアップや経験を積むことでキャリア形成につながる
  • 本業の所得を活かしやりたいことに挑戦することで自己実現を追求できる
  • 将来の起業や転職の準備や試行ができる

副業により、収入の増加やキャリア形成、次のキャリアへの準備などがメリットとしています。

企業へのメリット

副業や兼業による企業へのメリットは、以下などです。

  • 社員に社内では得られない知識やスキルを獲得させられる
  • 社員の自律性や自主性を促せる
  • 優秀な人材の獲得や流出の防止ができる
  • 社員が新たな知識や情報、人脈を得ることで入事業機会の拡大につながる

このように、社員の副業や兼業は企業にとってもメリットにつながる可能性があります。

ただ、すべての企業が副業を認めているわけではありません。企業には、副業を認めないさまざまな事情があります。

副業OK企業の割合は55%?認めない会社の理由

副業OK企業の割合は?認める会社と認めない会社の理由

厚生労働省の資料をもとに作成

厚生労働省によると、副業を認めている企業の割合は上の表のように増加傾向です。

2018年には「51.2%(条件付き容認含)」だった副業を容認している企業の割合が、2021年には「55%(条件付き容認含)」まで上昇しています。また、全面容認している企業の割合は、約10%の上昇です。

半数以上の企業が認めているという調査結果ですが、国が促進していても認めないとしている企業もまだまだ少なくありません。

その理由と考えられるのが、以下のようなものです。

  • 社員の長時間労働や過重労働につながる
  • 離職につながり人材不足になる可能性があるため
  • 本業の就業時間内に副業がを行われることを防ぐため
  • 本業での人脈を副業で使われる可能性があるため
  • 企業の情報やノウハウの流出防止ため

副業を認める認めないは、業界や職種などにより異なる可能性があります。

例えば、副業で本業と同じような職種の仕事をされてしまうと、「企業の情報やノウハウ」が流出することも考えられるでしょう。

また、本業よりも副業のほうが稼げるようになった場合、離職につながります。今まで育ててきた社員が流出してしまう恐れもあるのです。

国では副業を認め促進していますが、企業ではさまざまな事情により認めていないケースもあります。副業を検討しているなら、就業規則などを確認したうえで始めましょう。

初めての副業の仕事を見つける方法

初めての副業の仕事を見つける方法

副業を検討しても、初めてのときは仕事の見つけ方がわからないという人も多いでしょう。

副業初心者が仕事を見つけるには、以下などの方法が考えられます。

  • 友人や知人から紹介してもらう
  • 副業やWワークOKの求人を探す
  • クラウドソーシングサイトを利用する

友人や知人から紹介してもらう

友人や知人、会社の人などから副業を紹介してもらう方法です。

自分のスキルや知識などを理解した人からの紹介なので、自分に合った働きやすい仕事を見つけられる可能性があります。

また、紹介してくれた人に仕事のことや人間関係など相談しやすいのもメリットです。

ただ、辞めづらいという問題もあります。

すぐに辞めたりトラブルが原因で辞めたりすると、紹介してくれた人にも迷惑がかかり、関係も悪くなる恐れがあるので注意が必要です。

副業やWワークOKの求人を探す

ネットや情報誌、広告などに掲載されている求人から、「副業OK」「WワークOK」などとしている仕事を探す方法です。

求人情報に載っている副業OKの仕事は、未経験でもできる軽作業が多いので、本業と違った内容の仕事を経験できます。

黙々と体を動かす仕事もあるので、運動不足やストレスの解消にもつなげられるでしょう。

副業OKやWワークの求人なら、登録不要で求人を探せるラコットがおすすめです。アルバイトやパート、派遣、正社員向けの求人サイトですが、副業やWワークの案件も少なくありません。

副業を特集しているページもあるので仕事を探しやすく、単発や日払いの仕事もあるので、スキマ時間を活かして副業することもできます。

クラウドソーシングサイトを利用する

クラウドソーシングサイトを利用して、副業案件を受ける方法です。

在宅で対応できる「リモートOK」や「フルリモート案件」などが多いので、本業への影響を抑えながら稼ぐことができます。

初心者におすすめのクラウドソーシングサイトは、ランサーズクラウドワークスなどの国内最大級のサービスです。2つのサービスは扱っている案件数が多いので、未経験OKとしている副業案件も見つけやすいのが特徴です。

最初のうちは報酬も低いですが、案件をこなして実績を重ねれば、高単価案件にスカウトされたり、クライアントから相談されたりするケースもあります。

経験を積むことで、スキルアップや知識もつくので、自分のキャリアの幅も広げられるでしょう。

また、何か得意なことがあり、それを副業として活かしたいならココナラをおすすめします。ココナラは、スキルや得意を自分でアピールして、そのスキルや得意を求めている人から依頼を受けるサービスです。

しっかりとした対応を続け、評価と販売実績を重ねれば、安定して稼げる環境が手に入るでしょう。

関連記事:副業の平均収入は月収と時間給でいくらくらい?