「仕事を休みたい…けど会社に連絡しづらいから休めない…」
「会社を休んだら、次の日出勤しづらい…」
「ズル休みだと思われそうで仕事を休むと言えない…」
朝起きて会社を休みたいと考えるのは、誰にでもあることではないでしょうか?
しかし、仕事を休むは連絡しづらいことや次の日に気まずくなることを考えると躊躇しがちです。
また、自分は休む必要があるにも関わらず、ズル休みだと思われたくないと考え休めないケースもあります。
このページでは、仕事を休むときのよくある理由23選を紹介し、「仕事休みます」を会社へ伝えるときの注意点やポイントなどを解説しましょう。
休む必要があるのに連絡できず悩んでいる会社員は、せひ参考にしてください。
関連記事「退職代行サービスおすすめ12選!失敗のないサービスの料金比較!」では、退職代行サービスについて詳しく解説しています。本当はつらくて辞めたい会社に対し「休む理由を考えたり連絡したりすることすら嫌だ」と悩んでいるなら、ぜひ参考にしてみてください。
会社を休むよくある理由23選
仕事を休みたいとき、会社へどのような理由で連絡すべきか言い訳に悩むことも多いでしょう。
特に当日の朝に連絡するのは、かなり考え込んでしまいなかなか連絡できません。
以下で紹介するよくある理由は大きく分けると2種類です。
- 体調不良
- 家庭の事情
それぞれの具体的な内容を並べるので、休む連絡をするときの参考にしてみてください。
体調不良の理由11選
体調不良で休むときのよくある理由は以下などです。
- 風邪ぎみ
- 熱がある
- 腹痛や頭痛
- 咳が止まらない
- 喉が痛い
- 嘔吐した
- 吐き気がする
- 怪我をした
- 腰が痛くて動けない
- 体調が悪い
- 生理痛のため
体調不良で休んだときは、休み明けにどうやって振る舞えばいいのか難しいケースもあります。
体調不良になっても特別なケース以外では、1日休めば回復することがほとんどです。ただ、次の日に元気一杯で出勤することに抵抗ある人も多いでしょう。
休み明け初日は、大人しくしていたほうがいいかもしれません。
また、昨今では新型コロナウイルスの影響で、体調不良を訴えると原因が違ってもしばらく出社できなくなることもあるので注意しましょう。
休む連絡をしたときに「病院に行きなさい」や「病院に行ってからまた連絡して」、「夕方に体調どうなったか連絡ちょうだい」など言ってくる上司もいます。
このような上司がいる場合は、予め伝えることを考えてから連絡したほうがスムーズです。
家庭の事情の理由12選
家庭の事情で休むときのよくある理由は以下などです。
- 妻や夫、子供など本人以外の同居家族の体調不良
- 両親や親戚など別居家族の急な体調不良、または介護
- 保育園などが休みになり幼い子供の世話が必要(コロナなどの影響で)
- 急に子供の学校から呼び出しがあった
- 身内の不幸
- 知人などの不幸
- 役所に行く必要があるなど公的な手続き
- 急な来客の予定が入った
- 自宅設備の不具合などで業者が来る
- 急な自家用車の修理
- ペットの体調不良など
- 大雨や大雪で出勤できない
当然ですが前もってわかっていることは、当日ではなく予め会社に伝えてておきましょう。
家庭の事情の場合ですが、会社に連絡するとき「ちょっと急な家庭の事情がありまして…」と伝えると、深く理由を探られないこともあります。
家庭の事情と聞くと、「あまり深く詮索しないほうがいい」と判断する上司も少なくありません。
ただ、休み明けにはある程度の説明は必要なので理由は考えておきましょう。
「休みたい」気持ちは甘えじゃない!
仕事を休みたい気持ちは、甘えでもなければズル休みともいい切れません。
前日の飲み過ぎや夜更しが原因で「ダルいから会社を休みたい」は自己管理の問題です。ただ、それ以外の「休みたい」は甘えやズル休みなどとは考えることはありません。
仕事を休みたいと考えるのは、精神的または身体的に健康な状態ではない可能性があります。
例えば、特に理由がないのに会社へ行きたくないことには、大小さまざまな原因があるのです。
そのため、体調不良や家庭の事情以外であっても「仕事を休みたい」と感じるなら、心身の何かが弱っている可能性があると考えましょう。
「休みたい」と感じるのは、休んだほうが良いという体からのサインです。
休むべき5つのきっかけ!きっかけを理解すれば悩まない
会社を休まなければならないことには「きっかけ」があります。
前章「会社を休むよくある理由23選」では、休む連絡のときによくある理由を紹介しました。
ここでは、会社を休みたいと考えるきっかけになる5つの理由を、解説します。
- 体調不良
- 通院
- 家庭の事情
- 眠れない・過度に寝てしまう・睡眠不足など
- 職場の人間関係や仕事内容
休むべき「きっかけ」を理解していれば、休みづらいことや連絡しづらいという悩む気持ちを防げます。
体調不良
風邪や病気などの体調不良は、仕事を休むきっかけになることです。
熱や咳、喉の痛みなどの症状があり、新型コロナやインフルエンザなどの感染リスクがあるときは出社すること自体できません。
ひと昔前なら、少しくらいの熱や咳なら出社するべきという考える人も少なくありませんでした。
しかし無理して出勤することは自分の体調面だけでなく、ほかの社員への驚異にもなるので休む必要があります。
また、同居する家族が体調不良を訴えている場合でも、同じことがいえるので注意しましょう。
通院
病気はもちろん、ケガなどでも病院に行く必要があるなら会社を休まなければなりません。
無理して会社に行っても周りの人に気を遣わせたり、状態によっては迷惑をかけたりする可能性があります。
病院に行くのは、医療機関が病気やケガの状況から通院が必要と判断したからです。
そのため、休みづらいや連絡しづらいなど考えるのではなく、休まなければいけません。
家庭の事情
家庭では、さまざまな突発的で予測できないトラブルや問題が起きるので、状況によっては会社を休む必要があります。
家庭の事情では休みづらいと考える人も多いですが、出社しても仕事に集中できません。
また、休まなかったことに後悔してしまう結果になることも考えられます。
仕事や会社はもちろん生活するうえで大切ですが、自分にとってもっとも重要なことは何なのかを考えれば家庭の事情で休むのは間違った判断ではありません。
眠れない・過度に寝てしまう・睡眠不足など
眠たいのに眠れない、寝ついてもすぐに目が覚めてしまうときは睡眠不足になります。睡眠不足をきっかけにっか仕事を休むのは甘えでは?と考えてしまいがちです。
また、過度に寝てしまい起きられないため、会社へ行きたくないというケースもあるでしょう。
しかし、睡眠不足や過度の睡眠は身体に良くないことが起きている可能性があります。
厚生労働省「みんなのメンタルヘルス総合サイト」では、眠れないとこや過度に寝てしまう状況を身体に現れるうつ病のサインと紹介しています。
睡眠障害はうつ病のサインかもしれません。取り返しがつかなくなる前に、仕事を休んででも専門医などへ相談することを検討しましょう。
職場の人間関係や仕事内容
会社員は上司や先輩社員、同僚など、職場ではさまざまな人間関係に悩むケースがあります。
あの人に会いたくない…、あの人と会話したくない…、など朝起きて最初に考えてしまう会社員も少なくありません。
また、仕事内容がハードだったり、ミスをしてしまったりしたときも会社を休みたくなります。
仕事を休みたくなるきっかけは、自分や家庭の問題だけではなく職場にもあるのです。
人間関係にしても仕事内容にしても、出勤することで気持ちにダメージを受けていてはメンタルヘルスへの影響も少なくありません。
職場の人間関係や仕事内容に悩むのは、そもそも自分に合った会社ではない可能性があります。働きやすい自分に合った会社への転職を検討するのも1つの方法です。
仕事を休めないと考えてしまう原因
会社を休めないと考えてしまう理由は人それぞれです。
ここでは、一般的に仕事を休めないと考えてしまう理由を挙げていきます。
外せない仕事がある
どうしても行かなければいけない日というのは、会社員なら誰しもが経験することです。
しかし、いち社員が絶対に出社しなければならない環境にしているのは、職場に問題があるかもしれません?
また、業務に対し「自分でなければできない」と考えてしまうのも原因です。
もちろん、特殊な技能や資格が必要な仕事なら一概に言えませんが、誰か1人が休んだだけで回らない会社などほとんどありません。
仕事は休むものではないという固定観念
「仕事は休むものではない」と考えてしまっている会社員は、かなり多いのではないでしょうか。
また、「〇〇さんも休んでいないから自分も休まない」と、無理をしている会社員も少なくありません。
ズル休みだと思われてしまう
仮病などの嘘をついて休んでいると思われたらどうしよう、と考えて休めない会社員も少なくありません。
休んだ次の日に会社へ行きづらい…と考えてしまいます。
連絡するのが嫌だ
本当に休む必要があるにも関わらず、「休みます」の連絡を躊躇してしまうケースもあります。
これは、嘘だと思われたらどうしよう?連絡して何か質問されたらどう答えればいいの?など、電話の向こう側の人物との会話内容を考えてしまうことが主な原因です。
「休みます」を伝える3つのポイント
休みたいのに休めない理由に「休みます」の連絡ができないことがあると紹介しました。
しかし、連絡する方法さえ把握していれば、今までよりは「休みます」を伝えやすくなる可能性があります。
会社へ「休みます」の連絡をするときは、以下3つ注意点を踏まえて連絡しましょう。
- 直属の上司へ伝える
- 基本的に職場へ電話して伝える
- 伝える内容をまとめておく
直属の上司へ伝える
基本的には直属の上司へ伝えましょう。
職場によって、チームやグループのリーダーなどのケースもありますが、社員を管理している直属の上司へ伝えるのが一般的です。
また、同僚や後輩社員へは伝えやすいものですが、休むことが伝わらない可能性や上司に直接許しを得てない関係上、トラブルになるケースもあるので注意しましょう。
上司へ伝える際のポイントは以下などです。
- 仕事を休む理由
- 状況の説明
- 業務状況を伝える
仕事を休む理由
自分のことなのか家族のことなのか、はっきりと伝えます。
一昔前には何でもかんでも詳しく聞かれることも多かったですが、今の時代では根掘り葉掘り質問されることはほとんどありません。
詳しく聞かれないからといって「休みます」だけでは上司に不信感を抱かせてしまうため、自分からできるだけ詳しく休む理由を伝えます。
上司も詳細を知ることで、安心できるのです。
詳しく説明したくなくても、体調の問題なのか、子供の体調不良なのか、不幸があったのか、私生活に関わる手続きなのかなど、大まかな理由はしっかりと伝えるようにしましょう。
状況の説明
例えば、体調不良なら「病院へ行ってからまた連絡します」「明日からは出社できると思います」「2、3日間休むかもしれません」などの状況を伝えます。
「明日は出社するのかな?」「いつくらいまで休むのかな?」など、上司から質問させないようにするのがポイントです。
上司にとっても、会社を休んだ社員へ連絡するのは気が進むことではありません。
自分が仕事を休んだことで、上司に気を遣わせないためにも状況の説明は重要です。
業務状況を伝える
抱えている業務の期限や引き継ぎなどは忘れずに伝えます。
自分で伝えることが可能なら、取引先や同僚などへ直接電話やメールなどで連絡しましょう。
連絡できない状況なら上司へ伝えてもらうようにして、自分が直接連絡できる状況になってから個々に伝えるなど対処します。
基本的に職場へ電話して伝える
職場によっては、メールやチャットツールなどでの連絡を活用しているケースもありますが、一般的には職場へ電話して上司へ繋いでもらうのが基本です。
電話をするタイミングは、始業10分前くらいがいいでしょう。
ある程度上司の出勤時間を把握できているならその時間に連絡すればいいため、とくに気にする必要もありません。
ただ、始業時間を過ぎてから連絡するのは絶対に避けるべきです。
始業後に仕事のスケジュールを変更する必要があるので、職場や上司へかなり迷惑をかけることになります。
また、上司の携帯に直電したりLINEで連絡したりすればスムーズですが、勤務時間外であることや通勤中の可能性もあるのでおすすめしません。
また、上司が出張中などの場合は、職場に電話した時点での責任者へ伝えましょう。
伝える内容をまとめておく
朝の職場や上司は何かと忙しいものです。
話す内容をまとめてから電話するようにましょう。
仕事は休んではいけないわけではない理由と対策
仕事は休んではいけない、というのが一般的な考えです。
しかし、仕事は自分や家族の生活を豊かにするものであると考えるなら、心身的にも豊かでいる必要があります。
ここでは、仕事は休んではいけないわけではない理由を挙げたうえで対策を紹介しましょう。
休んではいけないわけではない理由
風邪などで熱があっても無理して出社する会社員も少なくありません。
本人は正しいことだと思っての行動でしょう。
ただ、ほかの社員にとっては迷惑になる可能性もあります。
近くで咳込まれると感染リスクがあることや、仕事に集中できないことなど職場にとってマイナスになることも少なくありません。
気を遣う必要もあるため、正直休んでほしいと考える社員がほとんどです。
また、メンタルへルスに問題があるなら出社すべきではありません。
我慢し続けて仕事をしては、取り返しのつかないことになります。至急、専門医への相談が必要です。
心身的にキツく休みたいと感じるなら、頑張ろうではなく「休む必要」があると考えてみてください。
休みたくなる職場…その対策は転職や退職
休みたいと考えるのは本人に問題があるかもしれませんが、職場に問題があるかもしれません。
しかし、全ての社員にとってではなく、人それぞれ合う職場と合わない職場は違います。
そのため、普段から休みがちだった会社員が、自分に合った職場へ転職した結果、休み癖を改善できたケースもあるのです。
仕事を休みたいと感じるのは、自分のだらしなさなどではなく職場環境が合わないことも多いため、自分にあう職場環境を求めることも検討すべきでしょう。
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まとめ:休みたいは体からのサイン!まずは行動してみよう
仕事を休む理由はさまざまですが、明確な理由が自分でもハッキリしないこともあります。
それは、メンタルヘルスに問題があるという体からのサインかもしれません。
職場のことを考えるだけで「休みたい」となるなら、専門医への相談や退職、自分に合った職場への転職など、自ら行動し健やかな生活を送れる環境を手に入れましょう。