少年スポーツ(スポ少)をやっているご家庭では、子供が少しでも上達するようにチーム練習とは別に、自宅で自主トレを行うこともあるでしょう。
その自主トレは、とても大切なことですし、その前向きな気持ちは大切です。
しかし、最初はやる気になっていた子供が、数日や数週間でいつの間にか自主トレをやらなくなっていることはないでしょうか?
この記事では、自主トレをやる目的や続けるためのコツを考えていきましょう。
自宅で自主トレをやる1つの目的!コツも紹介
自宅で自主トレをやる1つの目的を紹介します。
また、自主トレをするコツも解説するので、参考にしてください。
自主トレをする1つの目的
少年スポーツでの自主トレに何の意味があるのか?その目的は「習慣にする」ことです。
中学や高校と進学するにつれ、チームの第一線で活躍する選手になるには、自主トレは必須になります。
そのため、少年スポーツの時期に自主トレを毎日の習慣にしておくことが重要です。
中学生になり、いざ「樹種トレやるぞ!」となっても、習慣でないことを自宅で始めるのは簡単ではありません。
せっかく小学生の頃からスポーツをやっているなら、習慣にしとけば抵抗なく継続できます。
中学生になって指導者や親から「自主トレやれ!」と言われても腹が立つだけです。
保護者の方は子供が小学生の頃から「自主トレは習慣にする」という目的だけで、協力してあげてください。
自主練を習慣づけるコツとは
コツも、たった1つしかありません。
長い時間やらせないことです。
子供は毎日自主トレを長時間やると「やらされている」と感じ、1日の中でその自主トレの時間が苦痛になってしまいます。
毎日その苦痛な時間がやってくると感じながら生活するので、楽しいはずのスポーツが嫌いになってしまうです。
自宅での自主トレは数分間で十分です。ただ必ず毎日の習慣にすることを重視してください。
30分も1時間もやるのは、よほどの事情がいい限り小学生に集中できる時間はありません。それを毎日続けるのは困難です。
「毎日やる」という習慣が、やがて中学や高校へと進んだとき、自分で考えた自主トレメニューをしっかりと時間を決めて行土台になります。
「具体的なおすすめ自主トレ」と「おすすめできない自主トレ」
具体的な自主トレと、おすすめできない自主トレを紹介しましょう。
少年スポーツ(スポ少)おすすめ自主トレ
とにかく、スポーツを始めたばかりの小学生は反復練習が重要です。
同じ動作を繰り返すことで、体が自然に反応できるようになり、そのスポーツの動きができるようになります。
反復練習を、時間を決めて毎日やり続けることが、動きの基本を理解するための最短練習です。
普段、歩いたり走ったりする動作と同じくらい、自然にスポーツの動きができるようになります。
例えば、歩くのと同じくらい自然にバットを振れるようになるなどです。
少年スポーツ(スポ少)おすすめしない自主トレ
これは競技の種類で大きく変わりますが、単体スポーツの球技の場合だとご理解ください。
少年スポーツでは、筋トレには力を入れなくても良いと感じます。もちろん、競技によるので絶対ではありません。
理由は、練習で動くことによりそのスポーツに必要な筋肉が自然についていくと考えるからです。
少年スポーツを始めると、ほぼ毎日練習し今まで使ったことのない筋肉を多く使います。そしてご飯の量も増えるので、小学生はそれだけで十分です。
筋トレを優先しても、そのスポーツに必要な動きを身につけることはできません。
また、筋トレは小学生にはキツいことなので、自主トレを習慣づけることを考えると向いていない可能性があります。
反復練習に力を入れて基本動作をしっかりとマスターすることが、そのスポーツの上達には1番重要です。
少年スポーツ(スポ少)、チーム全員が基本的な正しい動きをすれば、簡単には負けません。
まとめ
小学生スポーツでの自主練は習慣づけを最優先とし、短時間を毎日続けられるようにしましょう。
もし、子供の自主トレが三日坊主になるなら、短時間を毎日やるように促してみてください。驚くほど長続きするものです。